初診相談 | 口腔内を拝見させていただき、個々のご要望に合わせた各種治療の方向性や治療期間について、説明いたします。 なお、必要に応じて簡単な検査をする場合もございます。 |
精密検査 | 歯列模型、上下顎レントゲン写真、口腔内写真、顔面写真を撮らせていただきます。また、全身状態を把握するため血液検査や、薬物アレルギー検査も行います。 なお、必要に応じて、お口の開閉に伴う下顎運動や、咀嚼筋群の筋活動の検査をする場合もございます。 |
診断 | 精密検査の結果をもとに治療計画、治療方法ならびに治療期間、治療料金等について十分にご説明いたします。 |
治療開始 | インプラント(人工歯根)治療は、失われた歯の数、人工歯根を埋め込む骨の硬さ、大きさ、位置、そして患者様の状態、ご希望により、一回法と二回法の二つの治療方法があります。 |
治療終了・ 定期検診 |
インプラントが終了し、安定したきれいな歯ならびになりました。 インプラントで治療した部分に限らず、お口の中を衛生的に保つ必要があります。歯磨きの方法などについて適切な指導を行います。 その後は、半年に1回程度の定期検診を行い、インプラントや人工の歯の状態、咬み合せを確認します。 |
処置項目 | 治療費 |
インプラント基本治療費 | 55万円/1本 |
※上記には初診・相談料、精密検査料、手術費用、静脈内鎮静法、上部構造体などが含まれた治療費となりますが、
患者さんによってインプラントの本数や追加の処置などが必要な場合、上部構造の材質などによって治療費は変わってきます。
※治療費は全て税込み表記です。
※各治療費は患者さんの状態によって、上記以外にも必要な治療項目が生じる場合があります。治療開始前に治療費の総額をご提案・ご説明させていただきますのでご安心ください。
※分割払いなど、患者さんのご都合に合わせたお支払い方法も可能ですのでご相談ください。
(1)インプラント治療は、入れ歯・ブリッジ治療とは異なり保険適用外となります。
(2)骨の成長途中のお子さんは、インプラント治療はできません。
また、痛み止め、抗生物質等を使用するため、妊娠中の方、妊娠の可能性のある方、授乳中の方は、インプラント治療を控えてください。
(3)心臓の疾患、骨粗鬆症などの方は、内科的な側面からインプラント治療に適さない場合があります。
また、血圧の薬なども治療に影響する場合があるので、治療前に歯科医師に申告してください。
(4)インプラント治療は、入れ歯の治療とは異なり、外科手術を行う必要があります。
手術では、今までは問題がなかった神経や血管などにも手を加えることがあるため、リスクが生じます。また、手術自体受けられない場合もあります。
(5)免疫力や抵抗力が低下しやすく、歯周病の発生リスクが高いとされる糖尿病の方、口腔内の衛生状態の悪い方、あごの骨が足りない方、喫煙者の方は、事前に生活習慣の改善・治療が必要な場合があります。
(6)インプラント治療は、あごの骨に穴をあけて人工の歯根を埋め込み、その上に人工の歯を被せます。
インプラントが骨に接着するまでに約3カ月~6カ月の治癒期間を要します。また、インプラントを埋め込む骨の厚みを増やす手術を行う場合は、さらに治療期間がかかります。
(7)インプラント手術の際に下顎神経に触れた、もしくは近かったなどの影響により、下歯槽神経の損傷(知覚異常や鈍麻)を起こす場合があります。
インプラントによる神経の圧迫・損傷・切断がある場合は、インプラントを撤去します。状況によっては、経過を見る場合や、内服薬で治療を行う場合もあります。
(8)上あごにインプラントを埋める際に、上顎洞を破るリスクがあります。手術した時に感染が生じると蓄膿症になる場合があります。
この場合、インプラントを除去することがあります。また、蓄膿症になった場合、耳鼻咽喉科で治療を受ける必要が生じることがあります。
(9)インプラント手術直後は、違和感・痛み・腫れ・出血などが発生する場合がありますが、大半は2~3日でおさまります。
(10)歯がない箇所のリカバリー治療では、欠損箇所のみの治療ではなく、全体の噛み合わせを考慮した方針を選択することをおすすめします。
(11)インプラント治療後は、定期検診とメインテナンスを継続する必要があります。
インプラントは人工物であるためむし歯にはなりませんが、日ごろから丁寧なメインテナンスが必要です。
また、口の中の衛生状態が悪いと、インプラント周囲炎という病気にかかる可能性があります。
JR・京王井の頭線「吉祥寺」駅徒歩5分。武蔵野市。
© 本橋歯科医院・もとはし矯正歯科